海外のコスメブランドは、動物実験をしないクルエルティフリー(cruelty-free)で、動物性原料を一切使わないヴィーガン・コスメがたくさんあります。
多くのコスメブランドがヴィーガンにシフトしていく中で、特に徹底していて、日本でも比較的手にはいりやすいブランドを6つ紹介します。
これらの化粧品ブランドの中には、すべてオーガニックな成分にこだわってるものもあります。
CharlotteTilbury(シャーロット・ティルブリー)
世界中のスーパーモデルや女優たちを担当してきたイギリスのメイクアップアーティスト、シャーロット・ティルブリー。
彼女のコスメブランドは、リップやファンデやマスカラなどのメイクアップからスキンケアのアイテムまで、幅広くラインナップが揃っています。
百貨店で販売されるハイブランドなだけあって、価格はかなり高めなので、個人的には買ったことはなし。
でも質はその分定評があり、北米のコスメ好きに大人気です。
動物の毛を使わないヴィーガンなメイクブラシもさまざまあるので、長く使えるアイテムとして持っておくのもいいですよね。
人気ブランドなだけに、日本でも楽天やAmazonで販売しているコスメショップ屋さんがけっこうあります。
E.l.f. Cosmetics(エルフコスメティクス)
エルフコスメティクスは、いわゆる手頃な「プチプラ」ブランドとして北米で人気です。
価格の割にはクオリティもよくて、PeTA認証を取得していてほぼ全てのアイテムがヴィーガンなので安心して使えます。(一部のブラシなどは動物性の毛あり)
メイクアップのアイテムがとにかく豊富で色の展開も多く、きれいなニュアンスカラーもたくさん。
特にアイシャドー系の色やアイテムが多いです。
2019年から、300トン分のパッケージを減らすプロジェクトがスタートし、パッケージゴミを減らす取り組みを行っています。
輸入になると日本では普通くらいの価格になるので、プチプラ感はありませんが(笑)、日本でも輸入販売しているコスメショップがあります。
Milk Makeup(ミルクメイクアップ)
アメリカの若手シンガーで、ヴィーガン&環境活動家としても有名なビリー・アイリッシュも使っているブランド、ミルクメイクアップ。
こちらのブランドも動物実験、動物性をストイックなまでに徹底的に排除しています。
グリッターなパッケージやブランドのルックスとはうらはらに、化粧品によく使われるパラベン、フタル酸など化学物質を排除していて、肌にやさしいのも特徴。
透明のケースから繰り出して使うリップやチーク、ファンデが人気です。
ミルクメイクアップも日本未上陸ブランドですがたまに、日本のコスメショップで輸入販売されています。
INIKA(イニカ)
イニカも動物実験・動物性素材を排除したブランドで、パッケージに使われているのもすべてリサイクル素材。
ミネラルパウダーが人気で、ファンデはもちろん、ハイライターも種類豊富。
パウダーアイテムが多いので、質が高いブラシも揃っていて、特にKABUKIという名のブラシが人気。
すべて天然成分で、アルコールも使っていないので、ハラル認証もうけています。
メイクアップだけでなく、スキンケアも年齢問わずラインナップの幅が広いです。
日本では、輸入コスメショップのいくつかが、オンラインで人気のミネラルパウダー系のアイテムを販売しています。
ZAO Make-Up(ザオ・メイクアップ)
パッケージがすべて竹素材でできていて、ナチュラルなルックスが特徴的なザオは、フランスの女性が友達と立ち上げたブランドです。
動物実験・動物性素材を排除するのはもちろん、フランスのオーガニック化粧品協会の認証をうけていて、95%以上が天然成分。
メイクアップのアイテムが豊富なだけでなく、ネイルカラーもあります。
こちらは日本上陸しているブランドで公式サイトから購入可能。実店舗はまだないようです。
ILIA(イリア)
イリアは、私が好きなコスメブランドのひとつで、カナダのバンクーバー出身の女性が立ち上げました。
動物実験・動物性素材を排除しているだけでなく、ほぼ天然成分や、ゴミをださないパッケージづくりにかなりこだわっています。
リップは天然成分の発色の良さで特に人気。
チークとリップとどっちにも使えるマルチスティックは、肌なじみがよくナチュラルな色合いのリップカラーになるのでどこでも使いやすいです。
部屋においていてもごちゃごちゃしない、シンプルなデザインも好きで重宝しています。
スキンケアやメイクはほぼ毎日使う消耗品。
なので、ブランドのコンセプトやパッケージや原料の背景などを知って、安心して使える自分のお気に入りブランドをいくつか持っておくのがおすすめです。
ゴミを出さないパッケージにこだわったブランドも紹介していますので、ぜひ参考に。