犬の保護活動をしている友人が、つい先日捨てられてた10歳以上と思われる老犬を、殺処分される寸前に保健所から引き出しました。
老犬の場合はめったに里親が見つからず、こうして保護してしまうと、友人のようなボランティアをしている人が最期まで面倒を見ることが多いそうです。
こうした犬や猫たちの事情を知る度に、自分が里親として引き取ってあげられず、無力感でとても悲しくなることもあります。
が!
自分がその友人を支えることはできるなと、ゲージなどの物資支援しました。
これがきっかけで調べてみると、殺処分を減らすために活動している日本のボランティアや団体さんを支援する方法がいろいろありました。
こうした方法を利用して物資や金銭での寄付サポートで、殺処分を減らす活動に参加することはできますもんね。
そこで、団体さんを寄付でサポートする方法を3つまとめます。
保護団体さんのサイトから寄付
日本には、動物保護活動を行っているNPOなどの民間団体が全国にたくさんあります。
こうした多くの団体の中から、特定の保護団体さんを見つけて支援するのが一番シンプルな方法。
各保護団体さんのWebサイトには、寄付の受け付け窓口を設置されているところが多いので、そこから寄付を行います。
保護団体さんを探す時にやくだつのが、一般社団法人日本動物保護センターのWebサイト。
このサイトでは日本全国の全国の動物保護活動団体を都道府県別に掲載してあるので、そこから自分の地域の保護団体さんを探すこともできます。
ただし、どんな団体であるか細かい審査の上で掲載しているわけではない模様。
なのでまずはWebサイトやSNSなどで活動の模様を知って、自分がぜひサポートしたい!と思う団体さんを見つけるのがよいと思います。
動物専用の寄付サイトから寄付
動物保護の寄付専用サイトというのもあります。
公益社団法人アニマル・ドネーションが運営するのが、日本初の動物専門の寄付サイト「アニドネ」。
このサイトでは一定の基準で選ばれた保護団体さんが掲載されており、その中から自分が支援したい団体を選んで寄付ができます。
アニマル・ドネーションが寄付をしやすい仕組みづくりをしているので、ここを通しての寄付は税金控除の対象にも。
なんと素晴らしい!
アマゾンのリストから物資支援
私がよく利用するのが、アマゾン・ジャパン(Amazon.co.jp)を利用して物資で支援をする方法です。
アマゾン・ジャパン内には、動物保護施設を支援するプログラム・コンテンツがあります。
ここには、都道府県別に様々な動物保護団体が掲載され、各団体によって作成された「ほしい物リスト」をチェックすることができます。
そのリストから商品を選択し購入すると、各施設で生活する犬や猫に届けられます。
このプログラム内に掲載される保護団体は、、一定の基準を満たした団体のみが掲載されています。
また、上記で紹介した動物専門の寄付サイト「アニドネ」と同様に、物資寄附先が認定NPO法人、公益財団法人等の団体の場合には、税額控除が受けられる場合も。
私の場合、寄付とは、社会貢献うんぬんというよりも、自分のアイデンティティの表現の一つと捉えています。
寄付することで、自分の意見や考えを表現することにもなると思っています。
日本は世界の中でも寄付文化がない国と言われますが、寄付がかしこまった「特別な事」ではなく、もっとカジュアルな自己表現の方法の一つとして生活の一部になれば、こうした寄付がもっと自然なことになるんじゃないかと思うのです。
動物保護団体に限らず、自分がやりたくてもできない活動を行っている社会活動団体へ、寄付を気軽にできる仕組みがこれからもっと増えていくといいなと思います。