達成に近づける目標の立て方『SMARTゴール』(目標設定シート付き)

達成に近づける目標の立て方:スマートゴール Life
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    こんな人におすすめの記事

  • 仕事や勉強、生活など達成したい事がある人
  • 自分の目標をブラッシュアップしたい人
  • 目標を達成する方法を模索している人

勉強や仕事などはもちろん、健康や人生など、いろんな目標を立てる人が多いかと思います。

わたしも、人生に目標があると、「生きている!」という実感が感じられるので、目標を立てることは好きです。

今回は、北米のビジネスシーンでもよく使われている目標設定の定番テンプレートともいえる、SMARTゴールについて紹介します。

この記事を書いてる人

  • 目標がないと人生がつまらなく感じやすいタイプ
  • 達成感を感じるのが好き
  • マーケターという仕事柄、目標設定が多い

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目標設定の定番テンプレ:SMARTゴールとは

目標設定の定番テンプレ:SMARTゴールとは

SMARTゴールとは、目標を立てたり、立てた目標がよい目標かどうかをチェックしたりする時に使える、目標設定のためのフレームです。
それぞれの以下のSMARTの文字の5つの視点から目標をチェックします。

  • Specific (具体的)
  • Measurable (測定可能)
  • Achievavle (達成可能)
  • Related (関連している)
  • Timed (時間制約のある)

Specific (その目標は具体的か)

SMARTゴール:具体的

目標はSpecificに、つまり「具体的」にすることで、より達成しやすくなります。そのため、目標を決める際は、曖昧さを取り除き、明確で詳細に内容を決めます。
英語の5W1Hを使って考えると具体的な設定をしやすくなります。

  • Who(誰):誰が行うのか、誰に対して行うのかなど
  • What(何):何を行うのか、何を成し遂げるのかなど
  • Where(どこ):どこで行うのか、目標を達成する場所はどこかなど
  • When(いつ):目標はいつ達成したいのか、いつ始めるのかなど
  • Why(なぜ):なぜこの目標を達成したいのか、なぜ目標を達成するためにそれぞれの行動が必要なのかなど

Measurable (その目標は測定可能か)

SMARTゴール:測定可能

目標は進捗状況がわかるように、Measurableにつまり、「計測可能」な設定にします。計測できる目標でないと、どれだけ達成できているのか、または、目標に正しく向かって進んでいるかが分からず、途中で迷子になってしまいます。
そこで、下記のように計測指標、達成度合いが分かる目標にします。

- 目標を計測する指標を決める

量、高さ、時間、金額、人数、件数など追うべき指標は何かを決める

- 目標の達成度合いを図れるようにする

目標まであと○時間、目標の○%ができたなど、どれだけ進んだかを分かるようにする

Achievavle (その目標は達成可能か)

SMARTゴール:達成可能

AはAchievable(達成可能)またはAttainable(到達可能)という意味のA。ここでは、目標が可能なものかを考えます。

パッと考えただけではむずかしく見えるものでも、達成が可能かどうかを以下のような視点から見てみると、達成可能な目標になる場合があるので、達成の可能性を深堀りして考えてみます。

- 資源・スキルはあるか?無いならどうするべきか?

目標を達成するために必要なお金、時間、労力などの資源、自分に必要な能力やスキルはあるかを見直します。無い場合は、それを埋めるにはどうすべきかを考えます。

- すでにその目標を達成している他の人はいるか?いるならどうやってやったのか?

自分以外にすでに同じような目標を達成した人がもしいるならば、達成が可能。その人はどうやって達成したかを研究します。

Related (関連しているか)

SMARTゴール:関連性

Rは現実的かをみるRealisticの場合もありますが、「達成可能か」と近い指標なので、私の場合はRelated(関連している)の方でみます。
その上のレイヤーのさらに大きな目標や目的に関連しているか、同じ方向に向いて沿ったものかどうかを確認する指標です。

何かにの目標に向かっている時に、人がよく陥りがちなのが、手段が目的化してしまう事。

それを防ぐために効果的な視点です。

以下は、目標設定シーンにわけた例です。「なぜこの目標が必要なのか」というところから考えてみることが大事。

- 自分の仕事の目標の場合

組織内で自分の仕事の目標は、所属する部署の目標、会社の目標などに関連したものか、合っているかを確認します。そのためには、組織の上のレイヤーが設定している目標を確認しておきましょう。

- 勉強の目標の場合

TOEICの勉強の目標設定をする場合など、勉強の目標を立てる時も、なぜその目標が必要なのか、前提を考えてみます。例えば、留学のためにTOEICのスコアを目標にしても、留学ではTOEICのスコアは使えないので関連していないことになります。でも、就職が目的であれば、希望就職先がTOEICスコアを基準にしていたら、関連していることになります。

- ダイエット目標の場合

「痩せる」ための目標が、例えば「健康」や「美しさ」という大きな目的に沿っているかを確認します。痩せるという手段だけを見てしまって、健康や美しさ損なうダイエットになっていないか確認します。

- お金を稼ぐための目標の場合

お金を稼ぐために設定した目標が、例えば「幸せに生きる」という自分が本来持っている人生の目的に関連した目標になっているかを確認します。

Timed (その目標は時間制約があるか)

SMARTゴール:時間的制約

TはTime-Bound、Time-Related、 Timed、Timelyなど言い方は色々ありますが、すべて「時間」を意味し、時間の指標で確認します。
Specificで考えたWhenに近いものです。

ここではいつ始めるか、また締め切りや定期チェック期間などを考えてみます。
締め切りやタイムラインを設定することで、進捗を把握しやすくなります。

- 着手する時・締め切りを決める

いつ始めるか、締め切りはいつなのか確認します。開始時期や締切が無いならば、必ず設定するようにします。

- 定期チェックの時期を決める

1ヶ月ごと、3ヶ月ごとなど、設定した目標に向かっているかどうかを定期的にチェックする時間・期間を設定します。

SMARTゴールの目標設定シート

このSMARTゴールを私なりに目標設定シートのテンプレートにしたので、ぜひ使ってみてください。
あなたの目標達成に近づく一つのツールとして、SMARTゴールのフレームワークをぜひ活用してみてください。

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SMARTゴール:目標設定シートテンプレート

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