【英語プレゼン対策】8つのプレゼン基本テクニックと英語フレーズ

【英語プレゼン対策】8つのプレゼン基本テクニックと英語フレーズ Skill・Language
この記事は約11分で読めます。
  • 英語のプレゼンが初めてで何をしていいのやら?
  • 英語プレゼンがいつも上手くいかない
  • プレゼンが苦手なのにどうすればいいのかな?

という人のために、今回は英語のプレゼンで使えるテクニックを8つご紹介します。

この記事で分かるコト

  • 分かりやすいプレゼンにするためのテクニック8つ
  • テクニック別に使える定番の英語表現と例文

この記事を書いてる人

  • 本来はプレゼンが大の苦手
  • 英語は30代後半から勉強
  • カナダのビジネスカレッジ、トロント大学で英語プレゼン経験

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私はもともと英語も上手ではないし、プレゼン自体が苦手でした。

でも、プレゼンのテクニックや、定番に使う英語のフレーズの引き出しを増やしてから、英語のプレゼンが格段に楽になりました。

英語はもちろんプレゼン自体になかなか慣れない!という方は、この記事と合わせて以下の英語プレゼンの基本の流れやプレゼンのコツについてまとめた記事も一緒に読んでみてください。

項目立てする

リスト化して話す

文章も長々と書くよりも箇条書きにした方が明確になり分かりやすくなりますよね。私もよく使う方法です。

プレゼンも同じ理由で、項目立てて話す方が伝わりやすくなります。

項目立てて説明する方法は、リスティングというプレゼンの手法の1つでもあります。
そういった説明で定番のフレーズも使えるようにしておきましょう。

- 数字立てる

「第一に」、「第二に」、「最後に」、など数字で項目だてる表現は、英語でもよく使われます。必ず使えるようにしておきましょう。

First, … Second, … Third, …
第一に、...第二に、...第三に、...

  • There are three things to consider. First (Firstly), … Second(Secondly), … Third(Lastly), …
    考えるべき3つの事柄があります。第一に(まずは)、...第二に(二番目に)、...第三に(最後に)、...。
  • There are two points we found. The first point is… The second point is…
    私たちが分かったのが、2つのポイントです。1つ目のポイントは...、2つ目のポイントは...です。
  • We can see three facts that may affect our business. One is… Another is… A third fact is…
    私達のビジネスに影響がある3つの事実があります。1つが、...、もう1つが...3つ目の事実は...ということです。

- 順番立てる

手順や流れを説明する際に使う表現。「まずは」「次に」「それから」「その後に」「最後に」という表現です。

料理の説明などでもよく使われます。これも、ぜひ使えるようにしておきましょう。

  • first 最初に
  • At the beginning まず始めに
  • then それから
  • next 次に
  • later 後で
  • after that その後に
  • then (x) そしてxです。
  • after x there’s y xの後に、yです。
  • finally 最後に

例文

  • There are four steps to the process. First, … Then, … Next, ... After that, ....
    そのプロセスは4つのステップにわかれます。まずは、...、それから...、次に...、そしてその後に...。
  • At the beginning, heat the butter in a pan. After breaking eggs in a bowl, then beat the eggs thoroughly.
    まず最初に、フライパンにバターを溶かします。卵をボウルに割ったら、しっかりかき混ぜます。

例を出す

プレゼンのテクニック

難しい話や抽象的な話をする時は、例を出して説明するようにします。

誰もが知るフレーズのFor example (For instance)という表現は、実際に日本語の「例えば、」という言い方と同じようによく使われるフレーズです。

その他にも、例を出したり、例えたりする時によく使われる表現があるので、ぜひ覚えておきましょう。

例文

  • A good example (illustration) is the relationship between America and Canada.
    よい例なのが、アメリカとカナダの関係です。
  • To give you an example, let me explain the sushi culture in America.
    例として、アメリカのスシ文化について説明させてください。
  • To illustrate this point, I will show a picture.
    このポイントの例を示すために、ある写真をお見せしましょう。
  • To take an example of the climate change, you already realize typhoons become stronger every year.
    気候変動の例をあげると、台風の勢力が年々増していることにすでにお気づきでしょう。

言い換える

話す言葉

例を出す以外にも、難しかったり、抽象的だったりする内容を分かりやすくするのが、言い換えです。

聞き手に伝わっていないなと思ったら、シンプルにまとめたり、別の言葉を使ったりして違う表現をするようにします。

その言い換える時の出だしの言葉として、次のようなフレーズも覚えておきましょう。

  • In other words 言い換えると
  • To put it simply 簡単に言うと
  • What I mean to say is … つまり、私が言いたいのは...です。
  • I can rephrase that. 別の言い方もできます。
  • Let me just say that in another way. 違う言い方をさせてください。

引用する

プレゼン・グラフの引用説明

自分が伝えたい事を納得してもらうために、理由や根拠を出します。その際は、客観的な事実(調査データ、文献、研究など)を使います。

プレゼンでは、引用はよく使われる手法なので、英語の表現も定番フレーズがあります。

以下の「〜によれば」「●が〜を示している」という表現は必ず使うので、いくつか表現の引き出しを持っておきましょう。

〜によれば

  • Based on our findings, 私たちが分かったことによれば、
  • According to our study, 我々の調べによると、
  • From this research, この研究によると、
  • I can rephrase that. 別の言い方もできます。
●が〜を示している

  • Our data shows… 私たちのデータは...ということを示しています。
  • This curve illustrates… この曲線は...ということを表しています。

図や表などを引用しながら説明する際は、ほかにもたくさんの定番フレーズがあり、別記事にまとめていますので合わせて参考にしてください。

深堀りする

プレゼンテーション

ある内容を掘り下げて話すことで、聞き手に理解を深めてもらうことができます。

定番の英語の表現もいくつかあるので、こちらもぜひ覚えておきましょう。

expand
広げる
I’d like to expand on this point.
このポイントをさらに広げたいと思います。
elaborate
練る
Let me elaborate further on this idea.
この考えをもう少し練ってみましょう。
focus on
焦点をあわせる
Let’s focus on one aspect of this.
この側面に焦点をあわせてみましょう。
go into... in detail
...について詳しく入っていく
Let’s go into this story in more detail.
この話について、さらに詳しく入っていきましょう。

前に言った事を引用する

プレゼン・引用

何かを説明する際は、「先ほど話したように」という表現はよく使いますよね。英語のプレゼンでも、この表現はよく使います。

英語でもそのまま、As I said at the beginning (before),という表現でよく使われます。

その他にも、what I said earlier(さっき言った事)というフレーズを覚えておくと、いろいろ応用して使えます。

what I said earlier
さっき言った(話した)事

  • This relates to what I was saying earlier. これは先ほど言っていた事に関係します。
  • Let me go back to what I said earlier. 先ほど話した事に戻らせてください。
  • This ties in with what I said earlier. これは、さっき私が言ったことにも繋がります。

要約する

英語プレゼン

プレゼンの最後はもちろんですが、内容が複雑な場合は、プレゼンの各パートでそのパートを要約すると、聞き手が理解しやすくなります。

最後に要約することで、聞き手の集中力を上げることができます。

要約には、「まとめる」「おさらいする」という表現があります。

- まとめる

「まとめる・要約する」というそのままの表現で、sum up、summariseも使うことができますが、「要点をもう一度強調する」emphasize the point again なども便利な表現です。

sum up
まとめる・要約する
In conclusion, let me sum up my main points.
最後に、私の要点をまとめます。
summarise
まとめる・要約する
To summarise, I'll show you today's main point list.
まとめとして、本日の主要点のリストをお見せします。
emphasize
強調する
I’d like to end by emphasizing the main points.
最後に主要ポイントを強調して終わりたいと思います。

- おさらいする

「おさらいする」という意味の英語表現には、見直すという意味のreviewや、もともとはテープを再生するという意味のrecapがよく使われます。

そのほかにも、もう一度思い出して!という意味でTo refresh your memory, も使えるフレーズです。

review
見直す・復習する
Let’s review today’s points.
本日のポイントをおさらいしましょう。
recap
再生する
Just a quick recap of some of the points discussed.
本日お話したいくつかのポイントをさらっとおさらいしましょう。
recap
再生する
Just a quick recap of some of the points discussed.
本日お話したいくつかのポイントをさらっとおさらいしましょう。
refresh your memory
記憶を蘇らせる
To refresh your memory, the main takeaways are the following.
おさらいに、今日持ち帰っていただく主な情報を見てみましょう。

プレゼンの締めくくり方、終わり方については、別の記事でも紹介していますので、合わせて確認してください。

【最後に】口と頭になじませる

プレゼンのテクニック

ここで紹介した英語の表現は、プレゼンの際に自然に出てくるように、何度も口に出して練習して、ぜひ自分の頭と口になじませておいてください。

スピーキングが弱い場合は、以下の記事を参考に今からでもスピーキング力も養うようにしましょう。

英語でのプレゼンには、こうした英語表現やテクニックを覚えるだけでなく、事前準備や心構えなども大事になってきます。

それについては、英語プレゼンを上達させるコツとして別の記事にしていますので、こちらもぜひプレゼン準備前に読んでくださいね。

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